これは「杉玉」っていいます。
酒蔵にこの杉玉が飾られると「新酒ができたよ」って意味になるんですって!
この町屋造りのたたずまいが美しい「天領酒蔵」さんを訪ねました。
延宝8年(1680年)創業、銘柄は「天領」。日本酒通の間で知られた存在です。
天領酒造さんは予約さえしていれば、いつでも見学させていただけます。
「天領酒造」さんはとても素敵な雰囲気。
建物の柱や梁、土間の玄関など、長く続く造り酒屋さんなんだなってことが感じられます。
それにしても柱の色や暖簾の色のバランスがとても粋な感じで本当にステキです。
店内へ入ると薄暗い雰囲気で、事務所も昔のままのつくり。
さらに奥には、いろりのある部屋見つけちゃいました。
すべてにお手入れが行き届いています。
そしてほのかにお酒の香りが・・・
奥へ案内されると、ますますお酒の香りが強くなり、お酒好きの私達は思わず顔を合わせてニンマリ。
出来立ての新酒の香りはとても素晴らしく、香りだけで酔ってしまいそう。
奥田さんにご案内していただき、できあがったお酒を搾る工程など、詳しく教えていただきました。
世話になった天領酒造さんを後にして、しばらく歩くと十六銀行がある中央駐車場、この国道の入り口が木戸になってます。
飛騨牛など地元の人に絶大な人気を誇る肉の「天狗」さん。
こちらをもう少し歩くと、ちょっと変わった雰囲気の建物「十六館」があります。
この建物は、今通り過ぎたばかりの現在の十六銀行の前身で、明治期の地方銀行でよく見られた土蔵造の銀行建築。
明治44年に建設されているそうです。
現在は「十六館」として保存され、ギャラリー・ミニコンサート等、地元の人たちに活用されています。
この十六館の右側を裏へ回り込むと、この「蔵通り」の風景です。
昔のままの蔵の風景。
蔵の中にはいったい何が入っているんだろう・・・?
この蔵通りを抜けて、ここからしばらくの間、こんな感じの細い小道が続きます。
ここが地元の人が愛する「おすわさま」の入口。
400年の歴史ある諏訪城址をご覧になりたい場合は、この道を登っていきます。
飛騨街道「はぎわら宿」はわたしたちがご紹介いたしました。
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